最近公衆無線LANサービスのサブスクである「ギガぞう Wi-Fi」を契約しました。
数ヶ月使ってみた感想としては「これからも続けたい」といった感じですね。快適に使えています。
しかしサービスそのもののクセだったりChromeOSで使用する際の注意点などがいくつかありますので、そのあたりを解説します。
ギガぞうWi-Fiとは?
「ギガぞうWi-Fi」は使い放題でWi2が運営する街中の⾼品質(EAP-TTLS⽅式)Wi-Fiスポットをご利⽤いただけることに加え、Free Wi-FiをVPNで安全に接続するなど、通信事業者ならではの⾼セキュリティな公衆無線LANサービスをご提供する⽉額会員制サービスです。
ギガぞうWi-Fi公式ページより
つまり「街中にあるフリーWi-Fi」に加えて「wi2 premium」や「au_Wi-Fi」などのアクセスポイントを利用することができるようになり、なおかつ接続も保護してくれるサービスというわけです。それが月額で税込500円は安い。
ただし、メリット・デメリットの他に合う人・合わない人問題もあるサービスなので次の項目も参考にしてから利用して欲しいなと思います。
ギガぞうWi-Fiのメリット・デメリット
スマホのギガを消費せずにネットが使える
最大のメリットである「ギガを使わずに済む」は外で動画を見ることが多い人にとっては最高です。
例えばジムでYoutubeやNetflixを見ている人は事前にダウンロードをする必要がないので、恩恵としてはかなり大きいと思います。
気軽にVPN(安全な接続)を使うことができる

誰でも接続できる「フリーWi-Fi」は悪意のある人間に情報を盗み取られる可能性があります。
ログインIDやパスワード、クレジットカード番号やセキュリティコードなどを入力する機会は多いと思いますが、そういった犯罪に巻き込まれない為にはとにかく対策することが大切です。
VPNは自衛方法の一つで、通信を暗号化することができますので、情報漏洩リスクを下げることができます。
こういった機能が手軽に使えるのは嬉しいポイントです。
活動場所によっては使い物にならない
嬉しいメリットがある一方で残念なポイントもあります。
ギガぞうWi-FiはいくつかのWi-Fiスポットに接続できますが、当然その全てが使えないあるいは電波が弱い場所も存在します。
あなたの活動場所(カフェ・公共施設など)がそれに当てはまる場合、サービスの価値が一気に落ちてしまいます。
新たな活動場所を探すのも一つの手ですが、事前に普段の活動場所にアクセスポイントがあるか調べるのが良さそうです。
接続に使うアプリに難あり
接続に使う公式アプリですが、使い心地としては「普通」って感じです。
特に快適でもありませんが、文句が出るほどでもないというレベル。
しかしバックグラウンドで動くタイプなので、アプリを使いたくない時に停止させるのが少し面倒です。
VPNの関係でON/OFFを繰り返す自分としてはそこがデメリットとして映りました。特に触る予定がない人にとっては大したことない問題です。
Chromebookでギガぞうを利用する
Chromebook(Chrome OS)でギガぞうを使う場合、以下2つの方法があります。
- アプリを使用する
- Wi-Fi設定を直接編集する
アプリで使用する方法はスマホと変わりなく、Playストアからインストールするだけです。動作確認を行いましたが、無事自動的にWi-Fiに接続することができました。(ただし不安定なので非推薦)
オススメの方法としては、キャプティブポータルで接続できるアクセスポイント(ログインIDとパスのみでOK)と一部Wi-Fi設定を直接編集することで接続できるものを利用することです。PCで利用できるスポットは以下のページにまとめられています。
wi2eapに接続する
上記URLには書かれていませんが、暗号化のかかっているSSIDであるwi2eapに関してもアプリなしで接続可能です。
設定に関してはネットワーク > Wi-Fi > Wi2eap
の順に進んで以下の画像を参考にしてください。

まとめ|環境次第でChromebookでも便利に使える
ということで、Chromebookでギガぞうを利用する方法をまとめました。
- 活動場所にアクセスポイントがある
- 外出先で動画を見る機会が多い
- 楽天モバイルなど格安系プランを契約している
上記の2つくらいには該当する方はギガぞうに登録する価値はありそうです。